生活リズムは人それぞれあると思いますが
朝早くに目が覚めてしまう、夜中に目が覚めるなど
不眠の悩みを抱えている方も少なくないと思います。
このような悩みを抱えている方は
年を重ねるにつれて増えていて、これらは
生活リズムの乱れが原因と言われています。
本日は、どのような対策をするべきなのか
ご紹介させていただきます。
まず、原因として3つ考えられます。
①睡眠必要量の減少
高齢になってくると日中に動く機会が減り、
消費エネルギー量も少なくなるので
必要とする睡眠時間も減少してきます。
②最高体温の低下
人間は一日の中で体温が変化し、最も低いのは
起きる前、高くなるのが就寝前と言われています。
体温を下げることによってエネルギー代謝が
抑制され脳を休ませることができるのですが、
高齢者の方は最高体温が低いので、
下げるために必要な時間も短くなります。
そのため睡眠時間も短くなると言われています。
③睡眠ホルモン減少
「メラトニン」と呼ばれる睡眠を促すホルモンが
あります。このホルモンの働きによって
人間の体は眠くなります。
年を重ねると、この分泌量が減るので
なかなか寝付けなかったり、すぐに目が覚めたり
という現象が起こると言われています。
次に、このような症状の対策についてお伝えします。
◎なかなか寝れない場合
生活リズムが前倒しになったりしていませんか?
食事や入浴、布団に入る時間が早くなっている
などと感じたら注意が必要です。
眠くなったら布団に入る、朝いつも同じ時間に起きる
など、自分のタイミングを調節してみましょう。
◎夜中に目が覚める場合
歳を重ねるごとに深い眠りが減少し、
浅い眠りの時間は長くなると言われています。
60代の平均睡眠時間は約6時間と言われていて
この時間以上寝ようとすると浅い眠りが増えたり
眠りから目覚めてしまうことがあります。
6~7時間睡眠が適切とされているので
必要とする睡眠時間だけ眠れたら
十分と思うようにしましょう。
高齢者の不眠状態が続くとせん妄状態や
認知症が進んだり、身体への負担が
増えてきたりと様々な問題点があります。
まずは生活リズムを見直して
規則正しい生活を心掛けるようにしましょう!
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